ペルソナという『仮面』の下に隠された人生の真実

『自分のようにはならないで欲しい』という想いで子育てに取り組む親は多いと思います。

ただ自分のようにはならないでという願望との矛盾が生まれるのは、そこに自分の価値観や観念がフィルターになっている正しいと思う教育をする事が原因にあります。

親の『劣等感』の裏側には祖父母の『価値観や観念』があって

血筋よりもこの思い込みや、観念の連鎖は色濃く続いているのじゃないかなぁと感じます。

もちろんそれと決別した生き方を選択する人も沢山いると思いますが、恐らく少数でしょう。

だから大半の人の人生の前提が、親の劣等感が反映したものになる人が大半だと思います。

親の劣等感の憂さ晴らしでは無く

親の劣等感を癒すのが

1番の親孝行では無いかというのが、持論です。

1番の悲劇は、親の劣等感の犠牲者のような態度で人生を送る事です。

経営が安定しだした時期に、面と向かって、両親に

『2人の育て方が良かったんだよ』

と言えたのは色んな意味で本心です。

これは美談としての側面と、悲劇としての側面を兼ね揃えている事を皆さんにはお伝えしておきたいのです。

それは裏を返せば、それほどまで強烈な父性原理の教育を受けたという証です。

貧しさとに対する極度の恐れというのは、理屈抜き人を育てます。

自分が感じている不安だけでは無く、親が感じてるいる不安までをも全身で感じて育ちました。

弱音を吐く事すら、恐くて

ぐつぐつと不安という感情が煮えたぎる鍋に、強さや、前向きさという蓋を無理やりしているような感覚でした。

その不安と戦うために、自分の中に作った人格の事を、『ペルソナ』と呼ぶ事を、心理学を学んでから知りました。

ペルソナとは、この世のなかに適応していくために、外的な環境に対して適切な行動をとるための人格の事を言います。

男の場合でいうと、一般化された男としての役割や男らしさの性質の事を言います。

ペルソナはギリシャ劇で用いられる『仮面』の事で、それを借りてユングは比喩として、その人格の事をペルソナと呼んでいます。

『仮面』を完成させる事が、その人の人生の目的だと考える人も沢山いると思います。

つまり、社会的地位を得たり、生き甲斐のある仕事をやり抜いたり、という事です。

しかしユングはペルソナの形成だけではなく、そのような人格が内的な無意識の世界とどう関係をもつかが、人生の後半の課題でとあると言っています。

『男』という仮面は生きていく上でとても大切なものですが、それは人間の一側面でしか無いと思っています。

何面あるの?

それは自分自身の創造に対する信念ですが、私は人生とは少なくとも、ルービックキューブのようなものじゃないかなと感じています

一面揃えて、また一面

そしてその面同士を構成している部分が入り乱れた状態から整えていく

逆説的にいうと多面的である事に気づけた人が、自分の人生を豊かに出来る人なのではとアタシは思います。

それは彼が、アタシという面の創造を人生の大切な時間を割いて取り組んでくれたからです。

ユングの言う、無意識との関係が人生後半のテーマであるなら、

『内なる異性』との関係というテーマが出てきたタイミングもうなずけます。


クノタ チホ

WRITER / クノタ チホ

米国NLP協会認定トレーナー/米国NLP協会認定マスタープラクテショナー
内閣総理大臣認定心理カウンセラー1級
アルマクリエイションズ認定フューチャーマッピングファシリテーター
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内的世界と外的世界の関係性について研究をするスピリチュアルなNLPトレーナー。
NLPのメソッドを使った女装する講座『変身ワークショップ』を全国各地で開催中。

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